【ブログ】過去50年で“家の価格”はどう変わった?

──物価は上がり、通貨価値は下がる。だから「買えるときに買う」が正解。
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「昔はマンションが2,000万円で買えたのに、今は4,000万円もする…」
こんな話を聞いて、「今は高すぎて買えない」と思っていませんか?
でも、それは半分正しくて、半分誤解です。
なぜなら、**日本のマンション価格は「ずっと上がり続けている」からです。
つまり、「下がるのを待っている間に、もっと遠ざかってしまう」**という現実があるのです。
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1. 【50年前のマンション価格は?】
【年代】… 首都圏新築マンション平均価格
【1973年(昭和48年)】… 約800万円〜1,000万円
【1990年(バブル期)】… 約4,500万円
【2000年】… 約3,700万円(調整後)
【2015年】… 約4,800万円
【2023年】… 約6,500万円(東京23区は9,000万円超も)
【2025年(現在)】… 都心は1億円突破物件も常態化
50年前に1,000万円だったマンションが、今は6〜10倍近くの価格帯に。
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2. 【物価と貨幣価値もどう変わった?】
• 食パン:1970年代→1斤70円 → 今は200円前後
• ガソリン:1L=30円 → 今は170円
• サラリーマン初任給:月6万円 → 今は月22〜25万円
つまり、「お金の価値(購買力)は50年で3分の1以下に減った」とも言えるのです。
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3. 【給料が上がらず、物価と不動産が上がる時代】
2025年の今、日本は:
• 賃金上昇は緩やか
• でも物価・家賃・マンション価格は上昇中
• 金利も今後は上がるリスクあり
つまり、「買えるうちに買う行動を取れた人だけが、物価上昇を味方にできる」という時代に入っています。
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4. 【“待てば買える”はもう過去の話】
昔は「価格が落ち着いたら買おう」「バブルが終わったら安くなる」といった読みが通用する時代もありました。
しかし今は:
• グローバルマネーが都心不動産に流入
• 円安で“日本の物件は世界から見て安い”状態
• マンション用地・建築コスト・労務費の上昇で価格下落はほぼ見込めない
待てば安くなるどころか、「待つ=買えなくなる」時代なのです。
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5. 【“家はまだ早い”と思っていた人の後悔が増えている】
• 「あの時、2,800万円で買えたのに…今は同じ場所で4,000万円」
• 「頭金なしでローン通ったのに…今は金利も厳しくなってきた」
• 「家賃で1,000万円以上払ってきた…資産は何も残っていない」
これらは、実際の“後悔の声”として非常に多いリアルです。
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まとめ:「不動産は高いから買えない」のではない。
「今後もっと高くなるから“今しか買えない”」というのが本質。
【要素】 | 【過去】 | 【現在】 | 【これから】 |
価格 | 手が届いた | ギリギリ届く | 今後さらに上昇の可能性大 |
金利 | 超低金利 | 徐々に上昇 | 長期的にはリスクあり |
物価 | 安定 | 上昇中 | 不確実性が高い |
通貨価値 | 強かった | 減価進行中 | 長期的に下落基調か |
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結論:「住宅は、人生で唯一“時間に逆らえない買い物”」
• 若いほどローンが組みやすい
• 長く持てば持つほど資産になる
• 物価が上がる前に買えば“差益”が生まれる
• 金利が低いうちに動いた人が圧倒的に有利
つまり、**「買える時が、最良の買い時」**です。
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